宣教とは
10月は世界宣教の月。
宣教とは、単なる宣伝や、人を引っ張ってきて、信者を増やすことではありません。宣教とは、十字架上につけられたイエスの愛をあかしすることです。
「洗礼を受けたすべての人が…主イエスをあかしするよう招かれています」(教皇フランシスコ)。宣教師は、遠い地に出かけ、現地の言葉を学び、しばしば困難な生活を送って、イエスをあかしします。修道者は清貧の誓願によって貧しい人々の兄弟姉妹となることで、イエスに倣います。観想修道会の修道者も、宣教の守護者となった幼いイエスのテレジアのように、祈りと観想によって宣教を支えます。信徒も祈りと献金によって宣教を支え、またその生活を通じてイエスをあかしすることができます。
(カトリック中央協議会)を参考としました。
日本の教会から海外への宣教
世界宣教の月
カトリック教会では、毎年10月は世界宣教の月と決められています。そして、10月の最後から2番目の日曜日は、世界宣教の日と呼ばれ、世界各地の教会で宣教のために祈り、献金が集められます。以下のリンクもご参照ください。
世界宣教の日(カトリック中央協議会)
資料
今年の世界宣教の月にあたって、宣教について考え祈り行動するために、日曜日ごとにPDFファイルを用意しました。ファイルの最後には祈りも載せられています。
第1日曜日:10月4日
私たちは誰もがキリストの「宣教する弟子」。福音宣教の4つの使徒職はどれもが大切です。
第2日曜日:10月11日
宣教は教会全体の活動です。教皇フランシスコは新しい回勅などを通じて、自然環境保護、異文化理解・諸宗教対話、平和を訴えています。
第3日曜日:10月18日(世界宣教の日)
宣教には、殉教に至るまでキリストに忠実であることも必要になります。アフリカの現状にも目を向けます。
第4日曜日:10月25日
宣教はイエスの愛とあわれみを生きること。そのすぐれたあかしとして、マザー・テレサと北原怜子にスポットを当てます。