聖障(イコノスタシス)

 11世紀にカトリック教会とのあいだで分裂した東方正教会。しかし、1965年に互いの破門が解消され、イコンなどはカトリック教会でも用いられています。日本には、明治期にロシア正教会からの宣教で伝えられた日本ハリストス正教会があり、中でも京都の生神女福音聖堂は日本に現存する正教会の聖堂のうちもっとも古く建設されたものです。この10月28日より、第52回京都非公開文化財特別公開の一環として、同聖堂が特別公開されており、聖障(イコノスタシス、イコンを並べた衝立)などを見ることができます(11月7日まで、有料)。以下のサイトの記事も参照ください。

京都古文化保存協会

朝日新聞デジタル