聖母の被昇天

御子の昇天の後、おとめマリアはその祈りによって、歩み始めた教会を助けました。天に上げられてからも、マリアはその子らのために執り成しを続け、すべての人のために信仰と愛の模範であり続け、あふれるほど豊かなキリストの功徳からほとばしり出る救いの恵みを彼らの上に注ぎ続けます。キリスト者は、将来、自分に与えられるであろう復活の姿と先取りをマリアの中に見、マリアを弁護者、扶助者、仲介者として呼び求めます。(『カトリック教会のカテキズム要約』197)