ジョルジュ・ルオー展

 キリスト教美術と言えば、古典的な美術を思い浮かべる私たち。けれども、キリスト教美術は現在に至るまで進化し続けています。その代表例がフランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871~1958)。マティスやピカソのスタイルを取り入れながら、宗教画を制作しました。東京のパナソニック汐留ミュージアム(港区)では12月9日まで、ルオーの代表作を数多く集めた特別展「ジョルジュ・ルオー──聖なる芸術とモデルニテ」が開かれています。